ブログ「Puppet Therapy Cafe」

パペットセラピー学会の始まりの物語 その11

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今日も、前回の続きのお話しです。

 

2001年の不思議な出会いをきっかけとして発足した、日本パペットセラピー学会は、

今年で、10年となりました。

この間、毎年の学会大会の開催や機関誌の発行、国内外の研究者との交流、

東日本大震災の被災地支援活動など、様々な活動をしてきました。

そして、これからも、研究と実践を積み重ね、多くの方に役立つものと

していきたいと思っています。

 

以上で、この話題は、終了です。

 

パペットセラピー学会の始まりの物語 その10

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今日も、前回の続きのお話しです。

 

第1回の大会の翌年の2月には、ラスベガスでカロン博士から贈られた本が

理事長の監修で日本語版として発行されました。

タイトルは、「発達障害の子どもたちのための生活ガイド」で、DVD付きの

教材となっています。

また、「パペットセラピー」のタイトルで、学会機関誌も発行されました。

 

次回に続く

 

パペットセラピー学会の始まりの物語 その9

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今日も、前回の続きのお話です。

 

学会の第1回の大会は、2007年11月に、東京で開催されました。

この大会には、カロン博士にご出席いただき、

「心理療法としてのパペットセラピー」等のご講演をしていただきました。

また、学会の名誉会員にもなっていただきました。

そして、この大会をきっかけに、会員が多数加入して、学会の体制ができてきました。

 

次回に続く

パペットセラピー学会の始まりの物語 その8

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今日も、前回の続きのお話しです。

 

その後、数年の時が流れ、2007年6月に、日本腹話術協会池田会長のご協力を

いただき、「日本パペットセラピー学会」が正式に発足しました。

発足当時の理事は、日本腹話術協会の理事や原理事長の知人のパペットセラピーの

実践者で、日本のパペットセラピーの扉を開けるために結集し、

第1回大会の開催に向けて、準備行動を開始しました。

 

次回に続く

パペットセラピー学会の始まりの物語 その7

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今日も、前回の続きのお話しです。

 

その年の11月に、カロン博士は初来日され、日本腹話術協会主催の

第1回世界腹話術の祭典において、「腹話術を用いた教育とカウンセリング」

と題する講演をされました。

これは、腹話術を演芸でない分野で活用する発表の、大きな舞台となりました。

 

次回に続く

 

 

 

パペットセラピー学会の始まりの物語 その6

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今日も、前回の続きのお話しです。

 

ラスベガスでの夕食会では、二つのサプライズがありました。

一つ目は、カロン博士が製作したADHDのビデオ教材とその解説書がプレゼント

されたこと。

二つ目は、その年の秋に、東京で、日本腹話術師協会主催の第一回世界腹話術の祭典が

開催されることになっており、カロン博士が招待されることが、その場で決定した

ことです。

歯車が回り始めたという感じがします。

 

次回に続く。

 

パペットセラピー学会の始まりの物語 その5

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今日も、前回の続きのお話しです。

 

ラスベガスでの腹話術の祭典で、理事長が偶然会ったのは、

日本腹話術師協会の池田会長だったのですが、この出会いが、

学会の発足の「種」となったのです。

そして、祭典の最終日の夜、理事長は、カロン博士と池田会長のご一行との

夕食会を開き、大いに友好を深めました。

 

次回に続く

 

パペットセラピー学会の始まりの物語 その4

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今日も、前回の続きのお話しです。

 

理事長は、国際学会の帰りに、ラスベガスの指定されたホテルの会場で、カロン博士に

会うことができました。博士は、腹話術の祭典に、腹話術人形のエルウッド君と

共に参加されていており、その祭典には、世界中から沢山の腹話術師が参加していて、

日本からも、日本腹話術師協会の方々が参加していたのです。

そこで、また、運命的な出会いがありました。

 

次回に続く

パペットセラピー学会の始まりの物語 その3

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今日も、前回の続きのお話しです。

 

サムエル・カロン博士の存在を知った理事長は、すぐに協会にメールし、

博士を紹介していただき、メールで研究のことなどを質問するようになりました。

そして、その年の7月のラスベガスでの腹話術の祭典で、面会する約束を

することもできました。

偶然にも、その1週間前に、理事長は、ミネアポリスで国際学会に出席することに

なっていて、丁度良いタイミングだったのです。

これも、不思議な運命と言えるでしょう。

 

次回に続く

 

パペットセラピー学会の始まりの物語 その2

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今回から、始まりの物語のスタートです。

 

物語のスタートは、2001年にさかのぼります。

当時、理事長は、群馬大学の教授をしており、「医療と腹話術」の研究を行って

おりました。

自閉症などの脳障害・コミュニケーション障害において、パペット介在の有効性を

確信し、研究をしていたということです。

そして、それに関連したインターネットの検索で、世界腹話術協会のホームページに

たどり着き、その情報の中で、アメリカの腹話術師で臨床心理学者の

サムエル・カロン博士が、腹話術を心理・医療に導入して研究している事を知りました。

 

アメリカで、同じことを研究している学者がいるということが、わかったのです。

そして、これが、不思議な運命の糸のつながるスタートだったのです。

 

次回につづく