ブログ「Puppet Therapy Cafe」

ぬいぐるみとパペットセラピー その3

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今回も、前回の続きのお話しです。

 

子どもにぬいぐるみを渡すと、「かわいい!」と言います。

そして、頬ずりをしたり、抱きしめたりします。

心理学の実験では、子どもは「あたたかくやわらかで人らしい」ものを

好み、そこに安心を感じることがわかっており、

ぬいぐるみは、この要件を備えています。

ですから、多くの子どもたちは、ぬいぐるみを愛するのでしょうね。

ぬいぐるみとパペットセラピー その2

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今回も、前回の続きのお話しです。

 

当学会では、口の開く腹話術人形を使って行うものを

パペットセラピーとして研究と実践を行っています。

これは、人形の口が動くことで、「人格」が与えられると

考えているからですが、

広義的には口の開かない人形でのかかわりも

パペットセラピーに含まれます。

このことを前提として、今後のお話を進めていきます。

ぬいぐるみとパペットセラピー その1

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今回から新しい話題でお話しを始めます。

 

先日テレビ番組で、あるタレントさんが、我が子のようにかわいがっている

もぐらのぬいぐるみを、新幹線の中でなくしてしまい、探しているということを

話題にしていました。

大人が、ぬいぐるみを自分の子どものように扱っているのは、特別なことと

思うかもしれませんが、ペットを家族の一員と考えているのと変わらない

ということなのでしょう。

そして、そこにはセラピー効果が存在するということでしょう。

 

なお、後日もぐらのぬいぐるみは、無事タレントさんの許に戻ってきたそうです。

よかったですね。

オリジナルパペット その9

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今回も、前回の続きのお話しです。

 

教育の現場でパペットを使う場合、遊び的な感じを持たれてしまうかも

しれません。

しかし、子どもの世界では、遊びのなかから学ぶことも重要な部分ですし、

自分でパペットを作るという創造力、ストーリーを作る創造力を養う

総合的な学習とも言えます。

教える側が、柔軟な頭で新しい方法を取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

オリジナルパペット その8

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今回も、前回の続きのお話しです。

 

パペットを手作りするために必要な材料は、身近にあるものです。

例えば、ソックス、手袋、ダンボール、ペットボトル、牛乳パック、

発砲スチロールなどで、どれも安価なものです。

授業で使う場合でも、それほど気にならないでしょう。

それで、色々な効果があるのですから、活用してみる価値はありますよね。

多くの教育現場で利用してほしいものです。

 

オリジナルパペット その7

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今回も、前回の続きのお話しです。

 

パペットを授業で使うと、パペットにその場に応じた人格を演じさせる

ことができます。

例えば、子どもの立場でパペットが会話をしたら、生徒は、その会話を客観的に

とらえることができます。

指導や教育をしたい内容を、色々な人格を使って表現することにより、

より伝わりやすい授業になることでしょう。

オリジナルパペット その6

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今回も、前回の続きのお話しです。

 

授業で普通に先生が話す場合と、パペットを登場させて話す場合、

子どもたちの集中の様子は、まったく違ってきます。

面白いことには、子どもは自然と注目しますし、聞こうという姿勢が

高まってきます。

普段は注意力が散漫な子どもでも、しっかり集中したりします。

簡単なオリジナルパペットでも、効果は十分にあるのです。

オリジナルパペット その5

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今回も、前回の続きのお話しです。

 

子どもたちは、パペットを使って劇を作ることを考えます。

劇というのは、ストーリーを作ることになりますから、

創造力の育成につながりますし、国語力の強化にもなります。

そして、人を楽しませようという意識も出てきますので、

総合的な学習効果があります。

わくわく効果もあるので、とても有効ですね。

オリジナルパペット その4

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今回も、前回の続きのお話しです。

 

自分でパペットを手作りした子どもたちは、早速お友達と会話を始めます。

子どもたちは、ごく自然に、パペットに自分の気持ちを表現させたり

します。

教えたりしなくても、うまく分身の存在を楽しんでいます。

この自然なコミュニケーションの形が、教育現場でも重要な役割を

果たしているのですね。

オリジナルパペット その3

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今回も、前回の続きのお話しです。

 

子どもにとって、パペットを作ることは、表現の活動です。

どんなパーツを使うか、色はどんな色を選ぶか、衣装は何を着せるか、

色々と考えながら作ることは、どんなに楽しいことでしょう。

そして、出来上がったものに、自分で名前をつけます。

まるで、新しい命の誕生のようです。