ブログ「Puppet Therapy Cafe」

海外名誉会員の紹介 その15

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今回も、前回の続きのお話しです。

 

病院に入院している子どもは、大きなストレスを抱えています。

例えば、手術を受けなければならないとしたら、大人でも不安な

気持ちで、いたたまれなくなるでしょう。

子どもは、そんな場合でも、その感情と必死に戦っています。

そこで、その感情をパペットを通じて話してもらうことができます。

そして、パペットが話したことに、子どもは責任を持たなくてもよい

ということに大きな意味があると、スーザンさんは語っています。

海外名誉会員の紹介 その14

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今回も、前回の続きのお話しです。

 

スーザン・リンさんは、当学会の大会講演の中で、

パペットは、私 Meであって、私ではない Not Me

という相反することが同時に起こっているという話をされて

います。

この「Me and Not Me」の機能が、パペットセラピーの重要な

要素です。

そして、パペットが子どもにとってパワフルな道具となっている

のです。

海外名誉会員の紹介 その13

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今回も、前回の続きのお話しです。

 

次にご紹介する海外名誉会員は、アメリカのスーザン・リンさんです。

スーザンさんは、ハーバード大学医学部精神科の心理士で、

腹話術師、パペットセラピストとして、活動しています。

そして、当学会の第9回大会の特別講演で、病院での子どもたちに

対する、パペットを使った関わりから分かったことについて、

お話をされました。

海外名誉会員の紹介 その12

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今回も、前回の続きのお話しです。

 

ウェンディーさんは、パペットを使って、術前の説明や、医療操作の説明を

行っています。

例えば、酸素マスクの使い方を子どもに説明する場合に、パペットの

アプリコットちゃんに付けて、説明します。

これによって、子どもが怖がらずにリラックスして、使うことができます。

パペットの利用は、アイディア次第です。

海外名誉会員の紹介 その11

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今回も、前回の続きのお話しです。

 

ウェンディーさんは、病院に入院している子どものために活動していますが、

パペットがもたらす視覚と聴覚の魔法により、ファンタジーの世界へ誘い、

現実を忘れることを手助けすることができると、知っています。

日本でも、笑いに医学的な効果があるとの研究発表がありましたが、

パペットの作る世界も、同様に、良い効果があることを体感しています。

海外名誉会員の紹介 その10

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今回も、前回の続きのお話しです。

 

次にご紹介する海外名誉会員は、イギリスのウェンディー・モーガンさんです。

ウェンディーさんは、プロの腹話術師で、臨床心理士でもあります。

そして、オランウータンのパペット「アプリコットちゃん」を連れて、

各地の病院の子どもたちのために、医療支援を続けています。

海外名誉会員の紹介 その9

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今回も、前回の続きのお話しです。

 

ダニエラさんは、イスラエルの方です。

イスラエルは、残念なことに、戦争が絶えない国です。

そのため、その被害に遭う子どもたちも多数です。

そんな環境のなかで、肉体的にも精神的にも深い傷を負った子どもたちに

向き合ってきたからこそ、被災地支援にもその経験が活かされています。

そして、困難から立ち直る力を育てる手法もパペットを使って行っています。

海外名誉会員の紹介 その8

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今回も、前回の続きのお話しです。

 

ダニエラさんには、東日本大震災の被災地支援活動にも、熱心にご協力

いただき、イスラエルの寄付団体の「ヒブッキープロジェクト」や

シュナイダー小児医療センターの協力のもと作成されたパペットの配布や

作成指導など、被災地の子どもの心に寄り添った支援にご尽力いただきました。

そして、このパペット作成の方法は、当学会に受け継がれています。