年末年始のご挨拶(2024-2025)
2024年12月25日
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2024年12月25日
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2024年12月20日
遊びによる心の治療にパペット(人形)がよく使われている事は、その分野の方々はご存じだと思います。子供がパペット(人形)を意のままに操作して遊ぶことで、心が解放され、言葉にならない思いや本人が自覚していない感情がその遊びの中で表出することがよくあるからで、プレイセラピーに配慮された子供の遊び空間では、あえてパペット(人形)が他のおもちゃと一緒に子供の手に取りやすいところに置いてあり、自由に使えるようにしてあると聞いたことがあります。
私は腹話術のインストラクターであり精神医療の専門家でありませんが、小学生向けの「パペットを作ってしゃべらせてみよう」というワークショップの中では、心当たりのある場面をよく見ます。一部の子供は靴下やキッチンスポンジで作ったパペットを、恐ろしいモンスターや宇宙の闇から来た生物などのキャラクターに仕立てて、ダーティワードを炸裂させたり、周囲のパペットに噛みついたり、乱暴ロウゼキをはたらいて楽しそうです。
初めて体験したときは少し驚きましたが、今は慣れてきました。大人が眉をひそめたくなるような暴力的でグロテスクな表現だったとしても、パペットの「Me and Not Me(私であって私でない)」という安全弁の機能によって「楽しい遊び」になっているんだなぁと、思って見ています。悪役パペットは奥が深く、必要な存在のように感じています。(理事:安藤)
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2024年09月21日
理事の安藤です
大会抄録集の原稿準備が完了しつつあります。読んでいるとワクワクしてきました。大会長講演、招待講演をはじめ、登壇者それぞれに様々な視点から論じてくださっています。今の👦子供たちを取り巻く家庭環境、それを取り巻く社会環境、また、国際的なパペットの活躍、腹話術の技術の必要性、不登校問題へのアプローチや、子供同士のトラブルにパペットで働きかける試み・・・
「パペットを使って子供たちにどのように接するか」を多角的に見つめる事ができる学びの深い大会になりそうです!
写真は「いじめ防止の為のパペットシアター」に出演する、黒板フキのフッキ~さんです。
教室にすんでいる妖精(妖怪?)です。
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2024年07月14日
第18回学会大会は9月29日(日)に東京家政大学で行われます。どうぞご予定に入れてご参加ください。チラシがアップされていますのでグーグルフォームでお申し込みください。今回はオンライン配信はありません。
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2024年04月11日
こんにちは。理事のてるぼ(パペットネイム)と申します。
保育・子育て支援で活動しています。
0〜1歳児親子さんに向けてパペットを介在するときは、「パパさんママさんたちに楽んでもらう!」を心がけています。パペットが登場す
それにつられて子どもたちが笑顔になっていきます。これって!本当に不思議です。親子のつながりってすごいなと感じます!
笑顔を広げてくれるパペット!子どもたちの笑顔、パパさんママさんたちの笑顔。そんな環境が子育てには大切ですよね。
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2024年03月25日
日本パペットセラピー学会会員の工藤章さんのYoutubeチャンネル「みんなの楽しい腹話術『はげマロ・一座』」の動画が100回を超えました。素晴らしいと思い皆さんにご紹介します。
工藤さんは、1947年生まれ。1969年に三菱商事入社。中南米でのビジネスに従事し、チリ、ベネズエラ、ブラジルなど通算22年駐在されました。現在は,ラテンアメリカ協会の専務理事をされておられます。2018年外務大臣表彰、主な著書は『中南米が日本を追い抜く日』(朝日新書、2008)、『チリを知るための60章』(朝日書店、2019)、『Chile desde la Mirada Japonesa(日本から見たチリ)』(SOFOFA、2021)。(編共著含む)
2012年退職後、2015年に「はげマロ」の芸名で「はげマロ・一座」を旗揚げし、各地で腹話術公演をされておられます。今回動画100回達成記念ということで皆さんにご紹介します。(東)
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2024年03月13日
この本は平成15年に初版されて出版された本です。私は友人から譲り受けて、読ませていただきました。
この本の根底にある考え方は、ダイバージョナルセラピー(お年寄りを全人格的に介護するという理念に基づく療法)という考え方の視点から書かれたものです。
可愛い赤ちゃん人形との関わりを通して、認知症などの老人が、改善していく様子がたくさん紹介されています。パペットセラピーを学ぶ私にとって、とても参考になる一冊でした。たかが人形、されどその持つ力は強烈なり!
我々パペットを操る人間として、パペットの大きな存在を再度確認させられるすばらしい本となりました。
日本パペットセラピー学会理事 千葉俊一
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2024年03月11日
こんにちは。理事の安藤と申します。腹話術師を15年ほどやっています。
自分が思いついたダジャレを自分の口で言うのは恥ずかしくても、人形に言わせるならば気持ちが楽ですね。「このキノコ、あキノコない味だねぇ」とか「紅葉を見に行コウヨウ!」とか、今までなんと多くのダジャレを思いつき、人形に言わせてすべってきたでしょうか!でも大丈夫!自分はツッコミ役になればいいのです。すべるのは人形ですから。
歌だってじゃんじゃん歌います。音が外れても大丈夫!歌詞がおぼつかなくても大丈夫!歌うのは人形ですから。自分の受け止め方次第で、それを人形の素敵な個性にもできます。
そうなのです。腹話術で人形(パペット)と会話することは、私にとってはとても自由なワクワクする遊びです。私は、人形に心を楽にしてもらっていると常々強く感じています。そして「もう一人の自分」とも言える人形の存在を観客の皆さんに受け止めてもらえる体験を通して、まるで自分が認められたような気持ちになり、元気が出てきます。腹話術を演じることがセルフセラピーとなっているのではないかと思っています。この点について、多くの腹話術の経験者といつか議論を深めてみたい!と思っています。
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2024年03月08日
2024年度の第18回学会大会は9月29日(日)の予定です。今からスケジュールを開けておきましょう。場所は東京です。
また、会員は学会発表ができます。発表受付はこれからですが、近いうちに募集開始しますので、発表を目指している会員は今からご準備ください。
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2024年02月15日
東です。「ひがし」と読みます。九州には多い名字なんです。
今日はパペットセラピーにも通ずる素敵な言葉を教えられましたので紹介したいです。
山本周五郎の『鼓くらべ』の中で、ある老人が語った言葉です。
「すべて芸術は人の心をたのしませ、清くし、高めるために役立つべきもので、そのために誰かを負かそうとしたり、人を押退けて自分だけの欲を満足させたりする道具にすべきではない。鼓を打つにも、絵を描くにも、清浄な温かい心がない限りなんの値打もない。」
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