ブログ「Puppet Therapy Cafe」

「心を活かす ドールセラピー」 芹澤隆子著 を読んで

この本は平成15年に初版されて出版された本です。私は友人から譲り受けて、読ませていただきました。

この本の根底にある考え方は、ダイバージョナルセラピー(お年寄りを全人格的に介護するという理念に基づく療法)という考え方の視点から書かれたものです。

可愛い赤ちゃん人形との関わりを通して、認知症などの老人が、改善していく様子がたくさん紹介されています。パペットセラピーを学ぶ私にとって、とても参考になる一冊でした。たかが人形、されどその持つ力は強烈なり!

我々パペットを操る人間として、パペットの大きな存在を再度確認させられるすばらしい本となりました。    

日本パペットセラピー学会理事 千葉俊一

腹話術はワクワクする遊び

こんにちは。理事の安藤と申します。腹話術師を15年ほどやっています。

自分が思いついたダジャレを自分の口で言うのは恥ずかしくても、人形に言わせるならば気持ちが楽ですね。「このキノコ、あキノコない味だねぇ」とか「紅葉を見に行コウヨウ!」とか、今までなんと多くのダジャレを思いつき、人形に言わせてすべってきたでしょうか!でも大丈夫!自分はツッコミ役になればいいのです。すべるのは人形ですから。

歌だってじゃんじゃん歌います。音が外れても大丈夫!歌詞がおぼつかなくても大丈夫!歌うのは人形ですから。自分の受け止め方次第で、それを人形の素敵な個性にもできます。

そうなのです。腹話術で人形(パペット)と会話することは、私にとってはとても自由なワクワクする遊びです。私は、人形に心を楽にしてもらっていると常々強く感じています。そして「もう一人の自分」とも言える人形の存在を観客の皆さんに受け止めてもらえる体験を通して、まるで自分が認められたような気持ちになり、元気が出てきます。腹話術を演じることがセルフセラピーとなっているのではないかと思っています。この点について、多くの腹話術の経験者といつか議論を深めてみたい!と思っています。

第18回学会大会は9月29日(日)

2024年度の第18回学会大会は9月29日(日)の予定です。今からスケジュールを開けておきましょう。場所は東京です。
また、会員は学会発表ができます。発表受付はこれからですが、近いうちに募集開始しますので、発表を目指している会員は今からご準備ください。

山本周五郎『鼓くらべ』

東です。「ひがし」と読みます。九州には多い名字なんです。

今日はパペットセラピーにも通ずる素敵な言葉を教えられましたので紹介したいです。

山本周五郎の『鼓くらべ』の中で、ある老人が語った言葉です。

「すべて芸術は人の心をたのしませ、清くし、高めるために役立つべきもので、そのために誰かを負かそうとしたり、人を押退けて自分だけの欲を満足させたりする道具にすべきではない。鼓を打つにも、絵を描くにも、清浄な温かい心がない限りなんの値打もない。」

新理事長になりました東です

理事長になってもうすぐ一年が経とうとしています。やっと慣れてきたところです。1年間色々ありました。ダニエラ・ハダシー氏を迎えての講演会(東京、神奈川、群馬、宮城)、10月の学会大会(東京)、腹話術初心者講座(Zoom)など。その間少しずつ会員が加えられておりうれしい限りです。3月には機関誌が発行されます。これからもよろしくお願いいたします。(東)

時間の手綱

ようこそ 「Puppet Therapy  Cafe」へ

 

現役世代の方の多くは、時間に追われる日々を送っています。

そのような生活を脱出するには、自分のシナリオに基づいて、

日々を送るようにすることです。

自分のシナリオがないと、他人のシナリオに基づくことになり、

それによるスケジューリングがなされ、

結果的に時間に追われることになってしまいます。

あなたの命の時間を有効に使うために、

時間の手綱を手放さないようにしましょう。

 

さて、本ブログを開設以来、筆者の変更は行われませんでしたが、

来月から、変更されることになりました。

変更後もお読みいただければ幸いです。

集中力 その5

ようこそ 「Puppet Therapy  Cafe」へ

 

物事をスムーズに進めるためには、段取りが重要です。

やみくもに仕事を始めてしまうと、途中で行き詰まってしまい、

集中できなくなり、どれも中途半端な出来具合になってしまう

ということが、よくあります。

仕事をきっちりできる人は、「段取り力」のある人です。

時間を効率的に使うためにも、仕事の全貌を理解して、

段取りを決めてから、仕事にとりかかるようにしましょう。

 

集中力 その4

ようこそ 「Puppet Therapy  Cafe」へ

 

人間の集中力は、そう長くは持ちません。

例えば、小学校では、授業の時間を45分に区切っています。

これは、人間の集中力の続く長さを考えているということなので、

私たちの仕事でもその考え方を参考にして、その時間単位で仕事の

計画を立ててみることをお勧めします。

途中で適度な休憩時間をいれることは、作業効率の上でも良いことです。

一時的に脳を休ませることにより、エネルギーチャージをしましょう。

 

集中力 その3

ようこそ 「Puppet Therapy  Cafe」へ

 

ながら作業をするのが習慣になっている場合があります。

その場合、無意識レベルでは、自分にとって楽なことに気持ちは

向いてしまうので、本当にやるべき作業や仕事に集中できなくなり、

ミスが増えてしまうリスクもあります。

ですから、一つの作業や仕事に集中して、短時間で終わらせることが

効率的です。

イヤホンで音楽を聴きながら作業や仕事をするのが

当たり前になっている方も多い近ごろの世の中ですが、

イヤホンを外す勇気を持ちましょう。

集中力 その2

ようこそ 「Puppet Therapy  Cafe」へ

 

集中力を維持するためには、まず、環境から整えていきます。

例えば、スマホの電源を一時だけ切っておくことや

自分の周辺に、集中力を無くすようなものを置かないようにすることや

図書館などの場所を利用して、強制的に集中できる環境を作るように

することなどがあります。

環境を変えることに、少しの手間がかかるかもしれませんが、

それによって生み出される効果は、大きなものになるので、

その手間を面倒だと思わないほうがよいのです。

 

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