ブログ「Puppet Therapy Cafe」

慣れる

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

 

見せる目的の腹話術は、どうしても、人前であがってしまう

ということが心配で、臆病になってしまいがちです。

しかし、限られた人数で行う場合なら、それも軽減するでしょう。

ですから、そうした場を数多くこなして、ともかく

腹話術のコミュニケーションに慣れるようにしましょう。

「習うより慣れよ」ですね。

構えて行うのではなく、自然にパペットと話しができるように

なることをめざしましょう。

 

集中力

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

 

人間の話すスピードと聴くスピードには、大きな違いがあります。

つまり、話す能力より聴く能力の方が格段に大きく、その差は

5倍程度あるそうです。

ですから、聴いている方の頭の能力には余裕があるので、

関係ないことを考えたりできるということになります。

つまり、話し手の話の内容に集中しているかというと、必ずしも

そうとは言えないということです。

そこで、より興味を高め、集中してもらうために、パペットを

コミュニケーションのツールとして使うというのも、有効な

方法でしょう。

日常にする

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コミュニケーションとしての腹話術は、気軽に行うことが必要です。

演技としての腹話術は、非日常のこととなっているので、

日常のものにするには、まず、パペットを手に届きやすい場所に

置いて、手軽に使える環境にしておくようにします。

どこかにしまっておいては、日常のものにはなりません。

高額なものを用意する必要はありませんので、

手軽に日常使いができるものを準備して、日頃から親しむことから

初めてみましょう。

 

愚痴の聞き役

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

 

人間は生きていれば、愚痴の一つも言いたい場合はあります。

愚痴は、自分の心の中のモヤモヤを吐き出すことができるので、

心の中に溜めておくより、精神衛生上は良いのではないでしょうか。

そんな愚痴の聞き役に、パペットを活用するのも良いでしょう。

むやみに他人に言えないことでも、パペットなら相手になって

くれます。

こんな形で、気軽にパペットは有効活用できます。

オウム返し

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傾聴のスキルとして、相手の会話を繰り返すこと、いわゆる

「オウム返し」という方法があります。

これは、相手の言ったことを受け止めることや、自分の意見を

押し付けないで、相手の気持ちになるという意味があるそうですが、

パペットとの会話でも、この方法でまずやってみるというのも

良いでしょう。

術者の会話を、パペットが繰り返すことを基本にして、会話の練習を

すれば、台本のない言葉のキャッチボールになります。

また、セルフセラピーのように、術者が悩みを語り、それに対応する

パペットの立ち位置として、展開させるというのも良いでしょう。

セルフセラピーで練習

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

 

パペットとのスムーズな会話を展開するために、

まずは、セルフセラピーで練習してみましょう。

いきなり他の人を相手にするのは、ハードルが高い

でしょう。

自分一人で、台本無しの話のキャッチボールをして、

テンポ良く進められるようにして、自信を持てるように

しましょう。

台本のない世界

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

 

演技で行う腹話術には、台本があり、それに基づく会話を行えばよい

のですが、セラピーなどのように純粋にコミュニケーションの手段

として、腹話術を行う場合、より自然な会話運びが必要になります。

そこに、ぎこちなさがあると、不自然な感覚が相手に伝わって

しまいます。

あえて、人間同士の会話にせず、パペットを介在させることの意味を

活かすためには、よりスムーズな会話運びに努めるようにします。

一人で漫才

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

 

日本には、漫才という演芸がありますが、腹話術は、一人で漫才を

しているイメージがあるのではないかと思います。

漫才は、いわゆる「ボケ」と「ツッコミ」の役回りがあって、

テンポよく会話を進めていきます。

腹話術は、術者とパペットが会話をしますが、ここで必要なのは、

二人の会話のテンポです。

その会話に「間」があると、不自然なものになります。

これは、漫才と全く同じです。

ですから、テンポよく人格の転換をする訓練が大切です。

パペットをコミュニケーションの相手にするために その4

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

 

腹話術の演技においては、台本に基づいて行われますが、

人間対人間のコミュニケーションには、台本はありません。

この点で考えると、その場に応じた臨機応変な対応を求められます。

ですから、術者自身のコミュニケーション能力が必要になりますし、

操作の技術のみではなく、相手に応じた知識も磨いておくことも

重要です。

パペットをコミュニケーションの相手にするために その3

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

 

人間と人間の会話では、相手の目を見て話すことを心がけますが、

パペットを使用する場合でも、目がどこを見ているかが重要です。

術者は、自由に目の向きを動かすことができますが、

パペットは、術者の操作によりしか動かすことができませんから、

そのことに注意して、パペットの目の方向を意識します。

そのためには、術者の手の動かし方を柔軟にすることを訓練

していきます。